腹式呼吸をやめる その4

皆さん、ごきげんいかがでしょうか?
声の悩み解消のスペシャリスト、ボイスカルチャー加藤寛理(@hirorisan)です。

前回に引き続き、腹式呼吸についてのお話です。

前回の記事

腹式呼吸をやめる その3
呼吸筋の動きは、声帯の振動の速度についていけない

発声において、腹式呼吸を用いるべきではない理由は次の通りです。

  • 息が必要以上に漏れる
  • 声門下圧が高くなり、声帯筋のコントロールが難しくなる
  • 呼吸筋の動きは、声帯の振動の速度についていけない
  • 声帯周りの筋肉をきっちりコントロールできるようになれば、呼吸は自動的に行われる
  • そもそも精神世界で用いるためのもの

今回は、4番目の

”声帯周りの筋肉をきっちりコントロールできるようになれば、呼吸は自動的に行われる”

について記事を書いていきます。

読んでもらいたい人は、次の方々です。

読んでもらいたい人
  • 現在、養成所に通っている生徒
  • 現場に出ているものの、声の悩みが尽きないプレイヤー
  • 発声を教えている講師

声帯周りの筋肉をきっちりコントロールできるようになれば、呼吸は自動的に行われる

声の大きさ、高さ、太さ、響きや通り、声色などは、声帯筋の形や密度、位置取りなどで決まります。

声の出る仕組みについては、こちらで解説しています。

ボイストレーニングとは、発声に関連する筋肉:声帯筋とその周りの筋肉(内喉頭筋群や喉頭懸垂筋群)を自在に使いこなせるようになることです。

そこに、呼吸や呼吸筋が関与する要素はありません。

そもそも、呼吸は自動的に行われる…呼吸しなければ死んでしまうので、勝手に行われます。

呼吸を意識下に落とし込んでコントロールしなければならない訓練もそれほどないため、呼吸は勝手に行われるから気にしなくて大丈夫と考えて問題ありません。

次回は、そもそも精神世界で用いるためのものということで、精神を鍛えるために行われる、本気の腹式呼吸についてお話しします。

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